2012-11

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サバティカル・リーブ中の雑感1

 来年夏までのサバティカル・リーブで日本滞在中に、テルアビブやエルサレムにまでガザからの砲弾への警報サイレンが鳴り、今までは思いもよらなかったリション・レツィオンやホロンなどにも着弾や、アイアン・ドームで迎撃された破片落下による被害が出る事態になり、驚いています。言ってもしょうがないことながら、代講を頼んできた先生方に、警報が鳴ったら学生と避難、とかの負担をかけていて、申し訳ないかぎり。とりあえず地上作戦前に停戦合意がなったようで、いつまで続くかわからないけれど、まずはよかった(イスラエル南部に住んでいる人たちは、これでは長期的解決ではないと言っているのだが)。しかしこうやって、ハマスは実績を作って、支配勢力としての地位を固めていっている。被害は大したことなくとも、とにもかくにもイスラエル中心部に撃ち込んでショックを与えたわけだし。
 ネット上のプロパガンダ合戦はあいかわらずだけれど、イスラエル政府やIDFの広報は、ちょっとダサダサではあったものの、今回はかなりがんばってはいた。パレスチナ側もイスラエルの「悪行」を指弾するために写真合成したりなんかして、心やさしい人たちの良心を無駄に煽り続けていると、本当に協力が必要なときにシンパシーを感じてもらえなくなるんじゃないかと思ってしまうが(それがイスラエルの左派と呼ばれている人々に起きてきたことなので)。どちらにしてもあまりに一方的な主張はプロパガンダとしか受け取られないと思うのだが、一般的には分かりやすい一面的主張のほうが説得力をもつというのは、まあ原発推進と反対も似たようなものか。しかしイスラエル側の人的被害、よくあれだけの少数に抑えられたものである。アイアン・ドームってそんなに威力があったのか。自宅内の安全室(壁やドアが厚い部屋)に避難して家は大破したけど人的被害はなかった一家の映像を見て、安全室の効果も分かった。しかし、結果的に双方あまり得るところのないコンフリクトで、双方犠牲者も被害も出て何の意味があるのかと毎回思うが、毎回「まあそういうものだから、今目の前のできることをやって、なるべく楽しく生きよう」というところに着地するのであった。

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Author:levyyamamori
山森みか
Mika Levy-Yamamori Ph.D.

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