2017-06

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普通の生活

ポッドキャストで町山智浩のウォール街デモのレポートを聞いて、この夏のテルアビブのテント村設置デモと似ていることだと思った。アラブ諸国のデモの影響とか、確固とした具体的な要求はないけれど、僅かな人々が富を独占して自分たちは必死に働いても暮らしがかつかつだという今の多くの人の気分を表して漠然と共感を呼んでいるところとか、批判のされ方とか。
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2011/10/20111007-2.html
私たちぐらいの年代の人々が集まると話題になることの一つに、子どもにどれだけのものを与えたら、後顧の憂いなく親の務めを果たしたとして、スタートラインでのハンディキャップなしに社会に送り出せるのか、というものがある。子どものうちはスポーツ一つ、芸術一つの習い事(イスラエルの学校にはクラブ活動がないので課外活動は親負担)、高校時代のクルマの免許。学業は高校までは当然として、軍のあと(軍に行ってる間だって、給料は僅かなものだしバイトもできないから、何だかんだとお金がかかる)、今はB.A.ぐらいはもってないと仕事を見つけるのもなかなか大変だから、大学時代の有形無形の援助。軍を除隊するとき少しまとまったお金(目的指定制なので、学費とか起業にしか使えない)がもらえるし、大学に入る前にバイトするから親の援助がなくても何とかなることはなるけれど、学生たちを見ていると、やはり経済的にある程度余裕がないと学業に支障が出る。その後はご自由に、Good Luck、なのだが、住宅購入援助をどうするかは、かなり意見が分かれるところ。援助すべきだと言う人と、そこまでする必要はない、という人がいる。いずれにしてもここまでのサポートを子ども一人ずつにするのは、かなり大変で、もちろん平行して自分たちの老後だって考えなくてはいけない。でもそれが、現代における親の務めのスタンダード。ただ日々の暮らしをかつかつに送れていれば普通の生活だと思って満足できる時代ではないのである。うちがお務め果たし終える日は、まだちょっと先。

市場調査だか世論調査だかのアンケートの電話がかかってくると、必ず聞かれるのが「あなたの就学年数は」という質問。そのたびに指折り数えるか、もしくは面倒になって「20年以上、ドクター取るまでだから」とか言っていたのだが(6,3,3,4,2,3で、最後の3は本当はもっとたくさんだけど、正直に在籍年数をカウントしたら自嘲するしかない数になるし)、今日「15年以上? 以下?」と聞かれて、ああ15年以上と言えば済んだ話なのだ、と初めて気づく。6,3,3,3(イスラエルの大学は3年だから)で、計15年。向こうは大卒かどうかが分かればいいのだった。今まで電話の前で指折って数えてきたのは無駄だった。
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山森みか
Mika Levy-Yamamori Ph.D.

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