2017-10

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気が抜ける

 昨日娘のピアノの試験(リサイタル実技)がラッキーにも良い結果に終わり(試験官の先生がブラボーと言ってくれた)、もう一家で脱力。音楽の実技5単位というのは、芸術(美術)の実技などとは異なりその場での一発勝負だし、とりわけピアノは、自分の楽器が持ち込めるわけではないので会場のピアノとの相性とか運に左右されるところも大きく、トランペットなどとは異なりごく幼い年齢から続けているケースも多く、伴奏もないのですべてが自分ひとりの裁量だし、個人でついている先生はふつう両親と一緒に来てドアの外で待っていたり(娘は要らないと断ってしまったが)、場合によっては親ともども廊下で泣き崩れたり、とにかくおおごとなのである。どちらかといえばスポーツ実技に近い。それで練習量が多いに越したことはないけれど、努力したからといってそれが一発勝負の演奏で十分表現できるかどうかはわからず、あまり練習しすぎると関節炎とかにもなるし、さらにまた正しく弾くのは大事だけれどそれと芸術性は必ずしも比例するわけではない。うちの娘は、とにかく練習も、先生の必死のアドバイスも重視せず、自分のしたいことを、したいときに、したいやり方でしかしない、というかそれしかできないタイプで(イスラエル人の中でもこれほどまでにわが道を行く人は希少である)、大人たちは全員どうなることかと思っていた。それでまた腹立たしいことに、親が言うのもヘンだけれど、娘は十分努力もしないのに、テクニック(指が強くて速い)と芸術性だけはあるのである。それも、自分がここぞと思うときでないと降りてこないタイプの芸術性が。娘を見ていると、計画を立てて目標に向かって努力したり、きちんとした身だしなみに気を配ったり、そういうちまちま、せこせこしたことを考えるのがあほらしくなってくる。例のビーサンみたいなサンダルは、廊下では女の先生たちにじろじろ見られたけれど(そして「それがどうした」という視線で見返したけれど)、自分の試験官は二人とも年配の男の先生だったから、だれもそんなものに注意を払わなかったのだそうだ。どうして年配の男の人というのは、ことほどさように女の服装に無頓着なのか。そしてどうして女の人というのは、一瞥で目の前の女の服装を上から下までチェックできるのか。何もしていないのにぐったり、である。
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コメント

本当に半端でなく大成しそうなお嬢さんですよね。

これからがますます楽しみです!

周囲の方々、お疲れさまです。

Re: タイトルなし

ありがとうございます。いずれにしても大成するのは努力が伴う人だけだと思います。もうどこに飛んでいくのか(落ちていくのか)…  あとは軍の所属を決める試験や面接が夏まで続きます。やれやれ。

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Mika Levy-Yamamori Ph.D.

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