2017-04

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また休み

今夕からスコットの最終日で、また休み。金曜は半ドンで、また安息日に入る。23日からようやく通常モードに戻れる。
ギルアド・シャリットについては、とにかく浮世のごたごたとは一線を画してまずは健康を回復し、大学に入るなり長期海外旅行に出るなり、なるべく早く普通の若者の生活に戻れることを祈るばかりなのだが、今回の1人対1027人という条件での交渉成立の決断に肯定的な意見が国民の9割に達する勢い、という世論調査の結果には、ちょっと驚く。イスラエル人自らが、国を挙げての昨日の異様な高揚感には、とまどっているよう。これまでテロリストには妥協しない、とか、ハマスは交渉相手ではない、とかさんざん言い続けてきたイスラエル社会が、重要なテロ実行犯はパレスチナではなくトルコやシリアなどの外国に送るという条件ではあっても1000人以上の囚人の釈放に大多数でもって賛成するとは。そしてかつては口を開けばセキュリティセキュリティと言ってきたあのネタニヤフ首相がこの決断を為し、感極まっているのが画面ごしにでもわかるような表情でギルアドを迎えてハグする光景を見ようとは。なぜ今この交渉がまとまったのか、エジプトの体制の変化とかアッバスの弱体化とか、それ以外にもメディアには絶対に出てこない要因がいくつもあるのだろうが、イスラエル社会の世論が、とにかくギルアド・シャリットを生きて戻すのが肝心という方向に傾いており、それを強く政府にアピールしていたのは確か。イスラエル社会の何かが変わった、という感じがする。選択の余地がある状況において、国全体のより良いセキュリティのためには自軍の兵士1人が生きて戻れなくても仕方がない、というポリシーで最後まで押し通すのは、社会に受け入れられなくなったのか。風見鶏ネタニヤフはそれを感じとったのか。ちょっとまだよく分からない。1ヶ月先に、今回釈放されなかった半分以上のパレスチナ人の釈放があるから、それまではハマスは攻撃を再開しないだろうが、その後どうなるか。

追記。ハアーレツ英語版に、このような世論の高まりと、夏前からのカッテージーチーズ値上げ反対デモ、夏中行われた家賃値下げを求めるデモとの関連を指摘している記事があった。備忘として。http://www.haaretz.com/print-edition/opinion/shalit-deal-signals-return-of-the-will-of-the-people-1.390878
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Mika Levy-Yamamori Ph.D.

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