2017-08

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韓国ドラマ雑感2

長かった休みが終わり、明日から学校再開。とはいえ大学はあと1週間休み(テクニオンだけは明日から新学年)。
日本のニュースを見ていると、反韓流デモの報道が為されており、まあどのような意見にせよ表明できる世の中のほうがいいのは確かなのだけれど、過剰なナショナリズムはロクな結果をもたらさない。私は韓国ドラマはおもしろいと思います。それでいったい何がハマるポイントなのか、ネットで分析記事をいろいろ読んでそれなりに納得したのだけれど、私が(少ない視聴経験から)感じたのは、二次創作への親和性。ありえない設定だけど視聴者が集合的無意識としてもっている見てみたいシーン(いわゆる胸キュンシーン、日本のマンガやドラマやバラエティをさんざん消化してきたのだろう)を、物語の整合性を多少無視しても、どんどん入れる。それをまた、俳優たちが力技で(つまり照れることなく、臆面もなく、全力で)演じる。言葉や文化コードという要因もあるのだろうけれど、日本の若いタレントなんかだと、今どきあまりにもクサい台詞を言わされているという自意識が、表情の奥に透けて見えたりするのだが、あるいはまた容姿が幼く見えすぎて痛々しい感じが漂ったりするのだが(具体的には、外見的にちょっと頼りなさそうな人にドラマの中で「俺がお前を守る」とか言われてもリアリティが今ひとつだということです。現実には一見頼りなげでも実は頼りがいある人はいくらでもいるけど、ドラマはその枠内で勝負だから...)、それが見えてこない。そういう特徴はダサいと言えばダサいのかもしれないが、二次創作への親和性でもって、妙に今どきのサブカルチャーの、作り手と受け手の相互作用みたいなありようとマッチして、何だか半歩先に突き進んでしまっているような感もあり。チャン・グンソクなんかを見ていると、すべて完全に分かってやっている、という感じだし、どこまでが演技なのか層がいくつもあって簡単には自分を見せないのにカワイイ感を演出するという、この妙に新しい感覚は何なんだろう、と思ってしまう。ネットのドラマサイトを見ていると、韓国ドラマのファンサブは、英語はもちろんだけれど、スペイン語で多く出ている。スペイン語のソープドラマといえば、従来イスラエルではテレビでしょっちゅう放映されていたこともあって、エジプトのアラビア語ドラマと並んで、根強いファンを獲得してきた。日本のドラマも多くの言語に訳されているけれど、韓国ドラマもそうなっている。私の職業上の問題としては、来学年学生に見せられるような、強力な日本語の新しいドラマがあればいいのだが、今のところあまり見当たらない、ということです。センテンスの終わりに「じょ」がつくようなべたべたの岸和田弁のカーネーションを見せるわけにもいかないし。
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山森みか
Mika Levy-Yamamori Ph.D.

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