2017-08

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韓国ドラマ

イスラエルに戻ってきて、夫のハトコが韓国ドラマにハマって大量に見ている、と聞いて、なるほどねえ、と思った。日本にいる時まず娘が韓国版「美男ですね」にハマり、私は初め「何、このバカバカしい展開のくだらないドラマは」と思っていい加減に見ていたのだが、慣れるにつれだんだん面白くなってきて、あげく通信販売でチャン・グンソク君のクリアホルダーまで買ってしまった(ジャニーズ・グッズに比べると安め)。娘は政治関係の事柄には全く関心がなく、ただ自分の感覚に従って言っているだけなのだが、韓国の俳優のほうが背が高くて(男性は180cmぐらいあろう)、顔立ちがきれいだ、と言う。それはまあ選別の基準が様々な意味で異なっているだけだと思うのだが、確かに韓国俳優陣にはある種の勢い、非現実的な台詞でも強引に現実味を感じさせてしまうパワー(と演技力)が感じられる。あと驚いたのは、韓国版「美男ですね」に、アイドルグループ(という設定)の男の子たちが、自分たちがファンによってBLものの二次小説のネタにされていることを十分認識し、あまつさえそのファンの妄想に従った三角関係修羅場シーンを男3人でドラマ内で演じて見せ、しかもその小説の続きを面白がって読みたがる、という場面があったこと(これはさすがに日本版にはなかった)。テレビでここまで突き抜けてみせる視点は、ちょっとすごいと思った。見る-見られるの関係を逆転させるダイナミズムというか。
私は今のところ、「美男ですね」「メリは外泊中」「トキメキ☆成均館スキャンダル」を見ただけだけれど、作りはいずれも少女漫画形式というか、女性が見たいと思う理想のシーンを随所にちりばめたもの。しかしこの、女の子がなんらかの事情でやむなく男装し、男性社会に入っていって(紅一点もの)健気に男としてがんばり、彼女が女だと知っている男及び知らない男のサポートを一身に受け(「花ざかりの君たちへ」もこのパターン)、ときには過剰にフェミニンな女性ライバルに苦しめられながらも、その天然キャラ、ひたむきさ、もしくは母性的資質でもって母親との関係性に恵まれない男性主人公を癒してそのハートを射止める-一瞬だけプライド高い男をひざまずかせる、だけど男性社会の本質は何も変わっていない-(「花より男子」もこのパターン)という物語が、なぜ繰り返し求められるのか、についての考察は、また今度。
それにしても、この東アジアで人気のパターンが、イスラエル人の心もつかんでいるとは。これで韓国語を学びたいという需要が、ここでも増えてくるのかも。私ですら、韓国語をやりなおそうか、と思ったほどだし。油断できない。
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コメント

韓国もの

私は韓国ドラマはあまり見たことないんですが、ちらっと見ただけの印象だと、日本ドラマよりも勢いがあって全体的に演技力も数段高いような気がします。

日本で主に流通しているのは、少女漫画系のものですが、シリアスなもので行くと、韓国は戦争映画がものすごく良いですよ。私はいつかイスラエルと韓国の戦争映画の授業を教えてみたいと思ってたりします。

かぐやさん、戦争映画という分類には入らないかもしれませんが、「シルミド」は見て感心しました。お勧めの戦争映画があったら、また教えてください。

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Author:levyyamamori
山森みか
Mika Levy-Yamamori Ph.D.

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